令和3年7月に設立された「一般社団法人晴ればれ岡山サポートテラス」の役員の方6名と当法人の役員4名で、本年3月1日、福山市内において相続問題研究会を開催しました。
「一般社団法人晴ればれ岡山サポートテラス」様は、「高齢化者の財産管理、財産承継、金銭被害など多くの問題が発生している状況において、これらを防止し、高齢者の方々が安心して暮せるよう、適切な助言や手続支援」を行うべく、岡山県内に在住する元公証人を含む法務省・法務局OBで設立された法人です。この法人の清水理事長を始めとする各理事と、当法人の代表理事とは、かつて同じ組織で苦楽を共にしてきたこと、また、法人の事業内容が似通っていたこともあって、この度、一堂に会して研究会を開催する運びになりました。
晴ればれ岡山サポートテラス様からは、設立に向けての準備段階から現在までの活動状況や、ご苦労されたこと、失敗例から得られたもの、遺言等老後の備えの大切さを市民の方に知っていただくために工夫されたことなどをお聞かせいただきました。
研究会では、遺言や任意後見契約等について十分に周知されていないために十分に活用されていないこと、及び所有者不明土地問題も含め相続にかかわる問題解消のため一人でも多くの方に老後の備えとしての制度を知っていただく必要があることなどの意見が出され、そのためには、今後どのような活動をすればよいかなどについて意見交換、情報交換を行いました。
これまで当法人の代表理事以外の役員と晴ればれ岡山サポートテラスの皆さまとの交流がなかったことから、懇親会を開催したところ、終始和やかな雰囲気で交流を深めることができました。
晴ればれ岡山サポートテラスの皆さまは、老後の備えとして高齢者に提供できる制度や、その周知方法について豊富な知識・経験をお持ちで、私どもとしても、大変参考になる話をお聞きすることができました。
今後の双方の発展と研究会の継続を約し、研究会を終えました。
晴ればれ岡山サポートテラスの皆さまには、懇切丁寧な資料を作成していただいた上、遠路福山までおこしいただき、役員一同感謝申し上げます。